たたき網漁 三方湖冬の伝統漁法

冬の伝統漁法たたき網漁が福井県の三方湖で始まりました。

澄み渡った空気の中に、漁師が竹ざおで湖面をたたく「パシャッ」という音が響き渡っています。

たたき網漁は、水温が下がって動きが鈍くなったコイやフナを竹ざおなどで水面をたたいた音で驚かせ、設置した網に追い込む漁法です。

三方五湖の中でも、三方湖に唯一伝わっています。

鳥浜漁協の漁師5人が一隻ずつの船で湖に出て、15~20メートルほど間を空けて、平行に網(全長300メートル、高さ1メートル)を設置。

船を走らせながら長さ5メートルほどの竹ざおを湖面に打ち付け、魚を狙った方向へ誘い込みます。

たたき網漁

たたき網漁

体長50センチのコイや40センチのフナなどが揚がっています。

鳥浜漁協の増井増一代表理事組合長は「まだ水温が下がりきっておらず、魚は小ぶり。量も少ないが、これからもっとかかるでしょう」と話してくれました。

たたき網漁は3月末まで続きます。

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