羊のマツコ、ミッツ人気者

滋賀県甲賀市信楽町宮尻地区の休耕田で、獣害や除草対策の一環で放牧されている羊が人気を集めています。

滋賀県畜産技術振興センターから宮尻農業組合に貸し出されている大人の雄二匹で、約一千平方メートルの休耕田で長いロープにつながれ、時折、鳴き声を上げながら草をはんでいます。

近くの川に遊びに来る人が撮影したり、地域の子どもが餌になる草を持ち寄ったり。

もともと名前はありませんが、地域で二匹を「マツコ」と「ミッツ」と名付けました。

ぽっちゃりしている方がマツコです。


羊を放すことで除草の手間が省けるほか、羊や世話をする人を警戒してイノシシやシカなどが近づかなくなる利点があります。

宮尻農業組合側が獣害対策の研修で取り組みを知り、試してみることにしました。

六月に導入したところ、周辺にシカが姿を見せなくなりました。

宮尻農業組合長の関谷武治さんは「飼ったことがなく最初は少し怖かったが、慣れればかわいい。見ていて飽きない」と話しています。

畜産技術振興センターでは、教育や癒やしの効果のほか、中山間地域の獣害対策を含め幅広い狙いで家畜を貸し出しており、現在は病院など四カ所に長期で提供しています。


畜産技術振興センター

住所 〒529-1651 滋賀県蒲生郡日野町山本695

電話番号 0748-52-1221

FAX 0748-53-2434

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