220形電車定期運行終了 近江鉄道

近江鉄道の220形電車が老朽化のため定期運行を終了しました。

独特の走行音で親しまれてきましたが、卒業式に駆け付けた100人のファンに見送られ客車としての役目を終了しました。

220形は、1991年近江鉄道で初の冷房電車として彦根工場で誕生。

中古部品を採用したため、つり掛けモーターと空気バネ(エアサスペンション)という全国的にも珍しい組み合わせが生み出す走行音が鉄道ファンの人気を集めました。

定期運行終了日、午前中で定期運行を終え、午後は彦根-米原間を臨時列車として走行しました。

彦根駅では、カメラを構えた鉄道ファンが見守る中卒業証書が贈られました。


ファンは「何度も撮って、何度も乗った思い出の車両」「僕に『鉄道』という趣味をくれた」「お疲れさま」といった、220形への思いや感謝をカードにしたため、窓に貼りました。


近江鉄道の沿線に住む会社員佐藤友紀さんは「走行音を時計代わりにしていたので残念」。

那須正司彦根駅長は「自分が運転していたころを思い出して感慨深い。多くの人に見送られて幸せなことです」と話してくれました。

220形は現在4両あり、今後は除雪用車両などとして活用する予定だそうです。

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