春のスギ花粉について
埼玉県農林総合研究センター森林・緑化研究所は、平成27年春の埼玉県内のスギ花粉飛散量を推定し「例年より少なかった昨春よりもやや少なめ」と発表しました。
埼玉県農林総合研究センター森林・緑化研究所は、山間部の秩父市や飯能市など埼玉県内45地点で雄花の着生量を調査。
計1800本のスギを選んで雄花の着生状況をチェックし、1平方メートル当たりを基準として「樹冠の全面に着生」「ほぼ全面に着生」「限られた部分に着生」「観察されない」の4段階で評価するなどし、飛散量を予測しました。
埼玉県農林総合研究センター森林・緑化研究所によると、昨年11~12月の調査から推定した今春の雄花着生数は2840個で、過去13年間の調査平均値(7376個)の39%、昨春(3878個)の73%。
過去13年間では4番目の少なさです。
一方、環境省はスギ・ヒノキ花粉の飛散について、東日本は昨春に比べ「かなり多くなる」と予測。
埼玉県農林総合研究センター森林・緑化研究所は、環境省の予測対象エリアが「関東」と広めであることや、主に夏の気象条件で判断していることなどを挙げ「埼玉県は現地調査を行っている。夏の気象を見ても、埼玉は降水量が多めであるなど、関東圏全体の状況とは違う」としています。
スギ花粉の飛散は、例年2月上旬から3月にかけて多く、4月末までが飛散期間。
マスクの着用や洗濯物の部屋干しなど花粉症対策を呼び掛けています。
埼玉県農林総合研究センター森林・緑化研究所は、山間部の秩父市や飯能市など埼玉県内45地点で雄花の着生量を調査。
計1800本のスギを選んで雄花の着生状況をチェックし、1平方メートル当たりを基準として「樹冠の全面に着生」「ほぼ全面に着生」「限られた部分に着生」「観察されない」の4段階で評価するなどし、飛散量を予測しました。
埼玉県農林総合研究センター森林・緑化研究所によると、昨年11~12月の調査から推定した今春の雄花着生数は2840個で、過去13年間の調査平均値(7376個)の39%、昨春(3878個)の73%。
過去13年間では4番目の少なさです。
一方、環境省はスギ・ヒノキ花粉の飛散について、東日本は昨春に比べ「かなり多くなる」と予測。
埼玉県農林総合研究センター森林・緑化研究所は、環境省の予測対象エリアが「関東」と広めであることや、主に夏の気象条件で判断していることなどを挙げ「埼玉県は現地調査を行っている。夏の気象を見ても、埼玉は降水量が多めであるなど、関東圏全体の状況とは違う」としています。
スギ花粉の飛散は、例年2月上旬から3月にかけて多く、4月末までが飛散期間。
マスクの着用や洗濯物の部屋干しなど花粉症対策を呼び掛けています。