胡瓜封じ 善光寺安乗院

病の邪気をキュウリに封じ込め、夏の暑さを乗り切る胡瓜封じが善光寺安乗院(松枝秀晃住職)で営まれ、参拝者が夏の健康を祈願しました。

胡瓜封じは、キュウリの形が人の立ち姿に似ていることなどから、自身の身代わりとして邪気や病根を封じ込める夏越しの祈とう。

大正初期に一度途絶えましたが、1973(昭和48)年に復活。

以来、40年以上続いています。

参拝者が持ち込んだ家族の人数分のキュウリは、僧侶が祈とうして護符を詰め、返却されます。

祈とうは、50分~1時間おきに1日で計8回行われ、約1000人が参拝に訪れました。

持ち帰ったキュウリで体の不調な部位をさすった後、土に埋めたり川に流したりして、邪気や病根を消滅させます。


胡瓜封じ

病気平癒・健康を祈る行事です。

元々は夏を無事に過ごせますようにと祈る夏越し行事(ほうろく灸とか、神社で茅野輪をくぐって行われる「みそぎ」)の一つですが、「胡瓜封じ」はただ単に夏を無事に過ごせるようにと言うだけでなく、胡瓜を我々の身代わりに見立て、悪いところを持っていってもらい、病気平癒、無事健康に過ごせるように祈るものです。


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善光寺安乗院

〒500-8043 岐阜市伊奈波通1丁目8

TEL : 058-263-8320

FAX : 058-263-3635

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