相馬揚げ、サケを使った揚げかまぼこ

南相馬市の新田川鮭蕃殖漁協は、サケを使った揚げかまぼこ「相馬揚げ」の生産に乗り出しました。

東京電力福島第一原発事故の風評被害でサケの販売は途絶えていますが、地域の名物となる加工品を生み出すことで風評に打ち勝ちます。

遠藤利勝組合長は「来春にも発売したい」と話しています。

新田川鮭蕃殖漁協は、約180人の組合員がいますが、東日本大震災の津波の影響などで各地に避難し、「現在活動しているのは十人足らず」。

組合員がいない厳しい状況の中でもサケの繁殖を続けてきました。

サケから放射性物質は検出されていませんが、風評被害の懸念から出荷はしておらず、毎年数十トンを廃棄していたという。

漁協の将来に危機感を抱いた遠藤組合長は、震災前から計画していた「相馬揚げ」の生産で起死回生を図ることを決意。

相馬揚げは、サケのすり身にイクラをふんだんに混ぜて作ります。

イクラは、かくはんしてもつぶれないよう特殊な加工をしており、加工した後も、ぷちぷちとした食感がそのまま残っているのが特徴。


食べると、サケの香りが口いっぱいに広がります。

来春の常磐自動車道の全線開通に合わせ、高速道路のサービスエリアなどでの販売を計画しています。

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