宇宙を旅したヒマワリの種を育てます!

岡山県の笠岡市、浅口市の小中学校で採取されたヒマワリの種が、ロシアの無人宇宙船で地球軌道上を約1カ月間回り、故郷に戻ってきました。

ロシアの研究機関の教育実験の一環です。

笠岡の中学校では、種をさっそく植え、「宇宙体験」が生育に及ぼす影響などを調べています。

宇宙を旅したヒマワリの種は、笠岡市の大島中学校と中央小学校、浅口市の寄島小学校が採取した計約210粒。

2013年4月19日、ロシア科学アカデミー生物医学研究所(モスクワ)とロシア連邦宇宙局(モスクワ)がカザフスタンの宇宙基地から発射したロケットに積み込まれました。

地上500キロの地球軌道上を500周回り、5月19日に地上に戻りました。



宇宙環境での植物栽培実験に取り組む岡山大資源植物科学研究所(倉敷市)の杉本学准教授が、ロシア科学アカデミー生物医学研究所などから種の提供を依頼されました。

知人で、ヒマワリの種を東日本大震災の被災地に送って復興を支援する市民団体の萬木善之代表に協力を要請し実現しました。

杉本学准教授は、7月10日に大島中学校、11日には寄島小学校に種と宇宙へ行った証明書を届けました。

中央小学校には、今秋以降に渡す予定です。

大島中学校では、今後生物部が中心に育て、宇宙放射線や無重力の影響を受けた種の発芽率、成育状況について普通の種と比較する予定です。

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