被災した福島県、宮城県、岩手県の中学生、高校生・エジプト訪問
東日本大震災で肉親を亡くした福島県、宮城県、岩手県の中学生、高校生11人がエジプト政府の招きでエジプトを訪問しています。
初日のは、首都カイロ郊外のピラミッドやスフィンクスを見学。
古代遺跡のスケールの大きさを実感しました。
仙台市山田中学2年の佐藤真歩さんは、ピラミッドを見上げて「日本の歴史上の建物より桁違いに大きい」と驚いた様子。
昨年3月11日、石巻市の小学校で被災。
裏山を駆け上がり難を逃れました。
沿岸の缶詰工場にいた父を津波で亡くして自宅は流されました。
福島第1原発事故で福島県富岡町を離れ、郡山市で暮らす日大東北高校3年の遠藤奈央子さんは、ピラミッドに向かう途中、放牧された牛や羊を見て「(農家が避難し)家畜が野生化して雑草を食べている富岡町を思い出した」と。
津波で父を失い、母と2人で避難生活を送っています。
「富岡に帰りたいけど、かなり先になりそう」。
今は受験勉強に励んでいます。
父を失った日大東北高校2年安倍有紀さんは「震災からもうすぐ2年。くよくよせず、被災者の代表として異文化を学ぼうと思って来ました」と。
一行は、ルクソールの世界遺産などを巡り、1月2日に帰国します。
初日のは、首都カイロ郊外のピラミッドやスフィンクスを見学。
古代遺跡のスケールの大きさを実感しました。
仙台市山田中学2年の佐藤真歩さんは、ピラミッドを見上げて「日本の歴史上の建物より桁違いに大きい」と驚いた様子。
昨年3月11日、石巻市の小学校で被災。
裏山を駆け上がり難を逃れました。
沿岸の缶詰工場にいた父を津波で亡くして自宅は流されました。
福島第1原発事故で福島県富岡町を離れ、郡山市で暮らす日大東北高校3年の遠藤奈央子さんは、ピラミッドに向かう途中、放牧された牛や羊を見て「(農家が避難し)家畜が野生化して雑草を食べている富岡町を思い出した」と。
津波で父を失い、母と2人で避難生活を送っています。
「富岡に帰りたいけど、かなり先になりそう」。
今は受験勉強に励んでいます。
父を失った日大東北高校2年安倍有紀さんは「震災からもうすぐ2年。くよくよせず、被災者の代表として異文化を学ぼうと思って来ました」と。
一行は、ルクソールの世界遺産などを巡り、1月2日に帰国します。