無免許で救急車運転・加須市消防本部・主事補

埼玉県加須市消防本部は27日、運転免許停止中の2カ月間に救急車や消防車など公用車を33回運転したとして、加須市消防署騎西分署の新井貴大主事補(24)を懲戒免職処分としました。

加須市消防本部によると、主事補は救急車や消防車の運転をする職員。

主事補が8月に自分の車で追突事故を起こし、以前にも免停による戒告処分を受けていたことから、消防本部が運転記録証明書の提出を求め、今回の免停処分が分かりました。

昨年5月に業務外で交通違反をし、点数の累積により同6月に免停。

紛失したと偽って免停前に再交付を受けた免許証を警察に提出していました。


消防職員の公用車無免許運転等の懲戒処分のご報告とお詫びについて

この度、加須市消防職員の公務外の不祥事に端を発した、公用車の無免許運転等が明らかになりました。

この職員は、自家用車で平成23年5月に交通法規違反を起こし、平成23年6月から120日の免停処分(講習受講により60日に短縮)になった際、当該免停処分が下る前に運転免許証を紛失したと偽り運転免許証の再交付を受け、免停期間中に公用車を33回運転し、そのうち21回は救急車等による緊急出場をしていたというものです。

消防署では、出場隊の隊長が運転者に対して毎日運転免許証の所持を確認しており、更には分署長及び隊長が、月一度、運転免許証の内容を再確認しております。

しかしながら、当該職員からは事故の報告もなく、また提示された運転免許証も正規の運転免許証であったことから、非行を見抜くことは困難でした。

この事件は、本年8月3日に、当該職員が自家用車で市内の県道において車両3台に追突事故を起こした際、この職員が平成22年にも交通事故と速度超過違反による2度の免停で戒告の懲戒処分を受けていたことから再度の事故となるため、この職員のこれまでの運転記録を確認したところ発覚し、職員本人が無免許運転の事実を認めたものです。

今回の事件を受け、事件を起こした本人を本日付けで懲戒免職とし、上司についても監督責任を免れませんので厳正な処分をいたしました。

無免許で公用車や救急自動車を運転させてしまったことは、高い倫理観をもって安心・安全を預かる消防署としての信頼を失うこととなり、市民の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

今後、市民の皆様からの信頼回復に全力で取り組んでいくとともに、職員の服務規律の一層の確保について徹底を図ってまいります。

平成24年9月27日

加須市長 大橋良一

加須市消防本部消防長 須永雅夫

加須市消防本部;加須市大門町19-62

TEL 0480-61-1012

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