白石温麺・わが家自慢のうーめんコンテスト優勝杢師由紀

白石温麺(しろいし うーめん)を使った家庭料理のオリジナルレシピを競う「わが家自慢のうーめんコンテスト」が21日、宮城県白石市中央公民館で開かれました。

県内外の応募者約50人のうち、書類審査を通過した9人が出場。

パリパリサラダや油麩(ふ)と長ネギのあんかけなど、工夫を凝らしたうーめん料理を仕上げました。

フードコーディネーターら7人が味やメニューのユニークさなどを審査した結果、山元町の主婦杢師由紀さんが最高賞のグランプリに輝きました!

うーめんにカマンベールチーズを載せ、塩こうじに漬けたゆで卵とシメジを添えた創作料理で、食感と味のバランスが高い評価を受けました。

準グランプリには白石市の自営業阿子島裕明さんが選ばれました。

コンテストは奥州白石温麺協同組合(白石市)が、温麺の消費拡大を目指して企画しています。



白石温麺の歴史

今から400年ほどの昔、当地白石城下に鈴木味右ェ門という人がおりました。

味右ェ門の父は胃を病んで床に伏し何日も絶食しなければなりませんでした。

味右ェ門は大変心配し、何か良い食餌療法はないかと八方手を尽くしていたところ、旅の僧から油を一切使わない麺の製法を教わりました。

さっそく、それを造り温めて父にすすめたところ、父は快方に向かい、やがて全快したということです。

小麦粉を塩水でこねて造るため、舌ざわりがよく消化もよく胃にやさしいため回復を早めたのでしょう。

この親孝行の話が時の殿様に伝わり献上したところ、みちのくの人の温かい思いやりを賞で「温麺」と名付けられました。

その後、近隣からも所望され製造販売するようになりました。

俳人芭蕉が奥の細道をたどった元禄年間の物語です。

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