ダルマガエルのだるま

絶滅の恐れがあるダルマガエルが生息する倉敷市玉島地区で保護活動に取り組むNPO法人「溜川を美しい川にする会」は、地区の特産品にちなんでダルマガエルの“だるま”を作成しました。

近く土産物店などで発売し、収益を活動費に充てるとともに地元のシンボルキャラクターとして保護機運の盛り上げに役立てます。

玉島地区は、西日本有数のだるま産地として知られており地元の製作所とタイアップして企画。

だるまは、高さ20センチ、幅、奥行き各10センチ。

黄緑色の肌で口を大きく開き、目はにっこり。

ぽっこり膨らんだおなかに、本来は無いけれどもおへそを描き、愛らしいデザインに仕上がっています。

玉島商工会議所や地元土産物店で近く販売を始める予定です。

1個1500円。

倉敷市玉島支所や観光施設にも飾り、観光客や市民にPRすることも検討しています。

ダルマガエルは環境省レッドデータブックの絶滅危惧種。

ずんぐりした体型で足が短く、動きが鈍い。

水路のコンクリート化や農薬使用などで全国的に減少傾向。


和名:ダルマガエル
英名:Daruma Pond Frog
学名:Rana (Pelophylax) porosa brevipoda (「足の短いカエル」の意味)

分布
本州(中部地方南部、東海、近畿地方中部、山陽地方東部)

生態
繁殖期、非繁殖期ともに、トノサマガエルと生息場所が重複する、低湿地帯の水辺に住んでいます。繁殖期もほぼおなじ、4月下旬から7月中旬におよびます。以前は、同じ地域であればトノサマガエルと繁殖の時期をずらしていましたが、最近は、繁殖地の減少などで、自然交雑が起きています。雄は、トノサマガエルと同じように1.1㎡位のテリトリーを持ち、雌を待っています。

体長
成体オス:35-62(平均56)mm
成体メス:37-73(平均63)mm

鳴き声
ギギギギギギ、ギーギーギー

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