サバンナのむかしがたり 岩をたたくウサギ出版!

アフリカのガーナで日本語講師を務める米山博子さんの4年ぶり2作目となる絵本「サバンナのむかしがたり 岩をたたくウサギ」が、新日本出版社から出版されました。

現地で語り継がれている民話と、米山博子さんが「シリグアート」と呼ぶ伝統芸術を組み合わたアフリカ情緒あふれる内容です。

米山博子さんは「ガーナの奥地に存在する芸術・文化を味わえるすてきな絵本。素朴でかわいいアフリカンアートを見て」と話しています。

シリグアートは、ガーナの首都アクラから北に700〜800キロ、ブルキナファソとの国境に近いシリグ村で、女性がレンガと泥で固めた住居の壁に描く絵。

赤茶、黒、白の天然顔料で描かれた動物や幾何学模様が特徴。

壁の代わりに、布キャンバスに描いた土産物(1個1000〜5000円)は、観光客に親しまれています。

1994年からアクラのガーナ大学レゴン国際関係学センターで日本語講師として働いている米山博子さんは、2008年にシリグアートに出合いました。

村中の建物がシリグアートに彩られた街並みに「おとぎの国にいるようだった」と。

そんな伝統芸術を「埋もれさせてはおけない」と民話とシリグアートを組み合わせた絵本の出版を発案。

村のお年寄りから聞き取った民話の内容に合わせた絵を現地の女性団体「シリグ陶芸・芸術女性組合(SWOPA)」に描き下ろしてもらいました。

絵本のページいっぱいに描かれたシリグアートは存在感抜群。

動物も数多く登場し、子供から大人まで楽しめる内容です。


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