ツガルガガンボダマシ、シラカミコシボソガガンボ発見命名!

弘前大白神自然環境研究所(西目屋村)の中村剛之准教授は、弘前市と西目屋村の白神山地でハエやカの仲間である昆虫ガガンボの2新種を確認したと発表しました。

それぞれ「ツガルガガンボダマシ」「シラカミコシボソガガンボ」と命名しました。

ガガンボは、体長が最大4センチ程度の原始的な昆虫で世界中に生息しています。

国内には約2千種いるとされうち約700種が判明しています。

ツガルガガンボダマシは、1996年中村准教授が弘前市内の林道で体長約4ミリの3匹を見つけました。

通常は、かぎ爪状のオスの交尾器が真っすぐなのが特徴。

東欧で数種が判明しているレクティスティルス属だといい極東アジアでレクティスティルス属の仲間が確認されるのは初。

九州大の三枝豊平名誉教授と共同研究しました。

シラカミコシボソガガンボは、2010年中村准教授が弘前大白神自然環境研究所近くの林で体長約1センチの数十匹を発見。

オスの交尾器が後ろに真っすぐ伸び先端が下方に曲がっています。

関東地方に分布する種と近縁だそうです。


中村准教授は、ツガルガガンボダマシについて「レクティスティルス属が極東アジアにも生息域を広げていたことを示す発見だ」としています。

弘前大白神自然環境研究所は2010年10月に設立。

成果を発表するのは初めてで3月には専門の学術誌に論文を掲載しました。

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