ぽっちゃり亭うっかり、寛座慎太郎君
和歌山県田辺市長野の長野小学校で6年生の寛座慎太郎君が在校生とのお別れ会に向け落語のけいこに励んでいます。
芸名は、自身が付けた「ぽっちゃり亭うっかり」。
「本番ではみんなを思いっきり笑わせたい」と意気込んでいます。
長野小学校では毎年3月に6年生を送る会を開き、その中で6年生がお礼として在校生に向けた出し物をするのが恒例となっています。
昨年度までは、6年生が複数人いたため皆で劇などを披露していましたが、本年度の卒業生は寛座君1人。
1人でもできる出し物をしようと考え、以前の担任教員から落語をやってはどうかと提案されたことがきっかけ。
地元住民に和歌山市の落語ボランティア団体「わかやま楽落会」を紹介してもらい、会長の栗本哲志さんに相談。
昨年9月に台本を受け取りインターネットの動画サイトで同じ演目の落語を見るなどしてけいこを積んでいます。
10月には市内で落語家の桂まん我さんから手ほどきも受けました。
28日は、栗本さんとの2度目のけいこ。
座布団に正座し栗本さんや家族、教員が見守る中本番さながらに落語を披露。
声色を変えたり、身を乗り出したりして工夫し、小話や約10分の演目「動物園」を約2時間繰り返しました。
栗本さんからの「目はきょろきょろさせずに」「観客の顔をしっかり見て」といった助言を真剣な表情で聞きました。
トラの動作の細かな指導も受けました。
栗本さんは「彼の性格は落語に向いていて、とても上手。今後も練習を積んで本番では上がらずに大きな声でやってもらえたら」とエールを送りました。
寛座慎太郎君は「落語は、いろんな世界が頭に浮かんでくるのが面白い。今日は勉強になった」
6年生を送る会は、3月2日に開かれます。
芸名は、自身が付けた「ぽっちゃり亭うっかり」。
「本番ではみんなを思いっきり笑わせたい」と意気込んでいます。
長野小学校では毎年3月に6年生を送る会を開き、その中で6年生がお礼として在校生に向けた出し物をするのが恒例となっています。
昨年度までは、6年生が複数人いたため皆で劇などを披露していましたが、本年度の卒業生は寛座君1人。
1人でもできる出し物をしようと考え、以前の担任教員から落語をやってはどうかと提案されたことがきっかけ。
地元住民に和歌山市の落語ボランティア団体「わかやま楽落会」を紹介してもらい、会長の栗本哲志さんに相談。
昨年9月に台本を受け取りインターネットの動画サイトで同じ演目の落語を見るなどしてけいこを積んでいます。
10月には市内で落語家の桂まん我さんから手ほどきも受けました。
28日は、栗本さんとの2度目のけいこ。
座布団に正座し栗本さんや家族、教員が見守る中本番さながらに落語を披露。
声色を変えたり、身を乗り出したりして工夫し、小話や約10分の演目「動物園」を約2時間繰り返しました。
栗本さんからの「目はきょろきょろさせずに」「観客の顔をしっかり見て」といった助言を真剣な表情で聞きました。
トラの動作の細かな指導も受けました。
栗本さんは「彼の性格は落語に向いていて、とても上手。今後も練習を積んで本番では上がらずに大きな声でやってもらえたら」とエールを送りました。
寛座慎太郎君は「落語は、いろんな世界が頭に浮かんでくるのが面白い。今日は勉強になった」
6年生を送る会は、3月2日に開かれます。